わが家にネコがやって来た

新しい家族が増えました

終活をしようと思った動機

終活をしようと思った動機

一つは、前のエントリでも述べた、自分の入院。僕しか知らないことが多くて、僕がいなくなったら、家族が困るだろうと。

でもそれはキッカケであって、それよりも、僕の中には長く、終活の必要性というか、それに対する焦りが横たわっていた。

そんな気持ちが生じたのは、祖母の他界。葬儀にあたり、生前の写真を数枚準備するよう言われ、僕ひとり、祖母の部屋で探した。

祖母は物を溜め込むほうではない。だから、写真は比較的スムーズに見つけられた。

だが、その過程で日記を見つけてしまった。

そのノートの表紙には何も書いていなかった(と記憶している)。写真が挟まっているかもと思い、開いたのだ。

その内容を目にし、少しの後悔と、僕が見つけて良かったという安堵の気持ちがあった。

日記の中で祖母は、ある親族の行動・言動で悩んでいた。そのことは、日記の大部分とはいかないまでも、看過できない割合で書かれていた。

その親族は、葬儀にも当然参列する、祖母に近い人物だった。

葬儀が落ち着いたら、直ぐにではないにしろ、遺品の整理がある。その時にその人物(や、配偶者とか)が日記を見つけたら……その場が凍りつくであろうことは想像に難くない。下手をすれば、その日から親族間に亀裂が入りかねないくらいの内容だった。

幸いにも僕の両親はその人物に該当せず、また父は祖母の長男だったから、僕は他の親族に知られる前に、日記のことを両親に話し、託した。両親はトラブルが起きないよう、日記の存在をなかったことにした。だから、父の兄弟は日記の存在を知らないのではないか。

自分に置き換えて考える

そんな経緯があったので僕も自分の内面、特に黒い部分が、自分の子供達や両親の目に触れないようにしたいと強く思った。

(カミさんにも知られたくない部分はあるが、それでもカミさんには、僕は最も自分をさらけ出している)

僕が将来、親を送る時に、両親のプライベートな部分は見たくない。僕の中では、親はイメージ通りの親のままであって欲しい。子のわがままかも知れないけど。

親も人間だから、そんな綺麗な存在でないことは、分かっている。分かっているが納得できないというか、知りたくないというか。

そんな感じで、僕も全くの不完全で内面は汚い人間だけれども、子供や両親の前では最低限、カッコつけたいと思ってしまうのだ。

そのために終活しようと思った。

コメント

  • なるほどと思いました。確かにお気持ちが分かります。こういうところは、うちとは全然違います。

    うちは祖父の相続の辺りから親族間に亀裂が入っていたので、そういう物があっても関係なかったです。例えば祖父の場合、そういう遺品は見向きもされず、多くもない遺産の分捕り合戦でした。

    しかも、僕にいいイメージの祖父母や親はおらず、いいイメージを遺したい妻子もないので、ノーガード戦法でいいと思っているようです。あと、妹も母も、PCの中を見る(見られる)とは思えないというのもあります。

  • ●言われて気づきましたが、確かに(今回のエントリは祖母でしたが、祖父のときも含めて)相続で揉めたことはなく、お盆になると親族が集まってどんちゃん騒ぎするくらい仲がいいです。

    反面、カミさんのほうの親族は、おじいさんが亡くなった時に、普段全くおじいさんの面倒を見たりしなかった親族がしゃしゃり出てきてかなり揉めたようです。

    多少にかかわらず、相続においても終活の必要があるのかー……。結構いま、ゲンナリですw

    なるほど、と言ったら失礼なのかも知れませんが、れんとさんのお話を伺う限りでは、れんとさんのPCを開ける方はいらっしゃらないのと、遺す情報もない、と言って良いのでしょう。

    ウチは、子どもたちが両方男子で、どうしても相続が発生してしまいますから、色々なアカウントへのアクセス方法とか残してやらないと……この期に及んでもアタマが混乱してきましたw

  • なおきさんと同じかは分かりませんが、僕も自分の最低限の終活を始めた時に、なんか、プログラミングとか何かの式の進行を決めることに似ていて、しかも、それが自分の死後で自分では確認できないこと(この、「合ってても間違っててもチェックできない」やるせなさは、プログラムが終わる時の処理に似ています)なので、妙な感じでした。

    いろいろ考えるのは大変だと思いますが、一度方針を決めれば、あとは随時微調整で済むように思います。

  • ●「何かの式の進行を決めることに似ている」「死後で自分では確認できない」という妙な感覚、実感は僕も持ちました。こういう事をする時、人はこういう感覚を覚えるのかも知れません。特に、れんとさんと僕はだと有り得ますね。

    おかげさまで一段落つきました。でも思うこともあり、それはまたエントリで書きますね。

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