田子倉ダム 再び

  • 奥只見ダム
  • 田子倉ダム
  • 只見駅近くの手動転車台

と,今回の旅の目的地を,ほぼ見て回った。

しかし。

田子倉発電所において,立入禁止の看板のため,開閉所や只見幹線1号鉄塔に近づけなかったことが心残りである。

折角ここまで来たのだ。どうにか,只見幹線1号鉄塔を見られないだろうか。

ガソリンが……

ところで,実は田子倉に着いた時からガソリンの残量が気になっていた。警告ランプが点灯するほどではないが,油量計はかなりEmptyに近づいていた。私の乗るSTEPWGNの場合,警告ランプ点灯で残量約15リットル。私の乗り方だと8.9[km/l]だから,133.5[km]走れる。

平野部のルートを選択し,東北道へ出て帰れば,途中に必ずガソリンスタンドがあるだろう。しかし初めての土地。それが24時間営業しているとは限らない。また,そのルートの場合,帰路がかなり遠回りになり,初の車中泊となりそう。体力や防犯の関係で,車中泊しないで済めば,それに越したことはない。

以上より,帰路は今まで来た道を引き返すことに決定。

但し,山道を走るのだから,燃費は8.9[km/l]とは行かない。そして,(注意を払っていたわけではないが)小出ICからここまで,大きなガソリンスタンドがあった記憶が無い。余裕を持って,ここ只見町で給油する必要がある。

再び只見幹線1号鉄塔

さて,帰路は決まった。給油もしなきゃならない。只見駅前の駐車場に停めた車内で,ナビを見る。幸いすぐそばに,ガソリンスタンドがある。ここで給油すれば問題はない。

しかし時刻は15:20。山間部なので,日没も早いだろう。帰ってしまえば,いつ再びここに来られるか分からない。

只見幹線1号鉄塔に再アタックする,今回の一人旅の最後のチャンス。

その行動時間を最大限確保したい。よって,給油は只見町を去る直前とする。

次に,nexus7を開き,Google Mapを見る。
田子倉発電所 周辺地図(面倒くさいから全部写真の中に書いた)

さっきは黄色いルートから撮影した。しかし,立入禁止の看板に阻まれた。ところがよく見ると,そのルートに平行した道が右側にある(水色)。どこから立入禁止になるか分からない。もしかしたら,途中で警備員さんに捕まるかもしれない。妻1人子2人の40男が油を絞られるかもしれない。が,相手も人間。金はないけど誠心誠意謝れば,警察に突き出すまではしないだろう。ここまで来たら,行けるところまで行ってみよう。

というわけで,来た道を引き返し,再び田子倉発電所へ。上の地図の,水色の上端辺りに車を停める。静かな町だから,それだけで不審車っぽい。でも,もう引き返さない。

車を停めたところから,傘とカメラを持って歩く。舗装はされていないし,それなりに雨も降っているから,両下腿から下が濡れる。だが構わない。正直言うと,いつ警備員が飛んでくるか,またはスピーカーの様なもので警告されるか,とてもドキドキした。ドキドキがクレッシェンドする中,一歩一歩足を運び,
田子倉発電所の開閉所に近づく300mくらい進んだところで撮ったのがこの写真。

辺りからは雨の音しか聞こえない。いつ,警告の放送が流れるか。……あれ?雨の音以外のものが聞こえる。電気的なノイズの音。「ジー」という音が,雨の音を越えて,開閉所の方から聞こえてくる。ここに来なければ,この音も聞こえない。

水色ルートの,カーブまで来た。黄色ルートだったら,完全に立ち入り禁止区域だ。しかしよく見ると,道には立入禁止の看板はない。道の両側にある緑地帯にはそれがある。道は進んで良いのならじゃあどこまで進んで良いのだ。

田子倉発電所 開閉所やはり開閉所の方から,ジー音が聞こえる。高くはない音。人によっては「ブーン」と表現するかもしれない。

その音をお伝えできないかと,KONICA MINOLTA A200で動画撮影したが,

傘に当たる雨音に阻まれた。

この機械は何?動画にもあるが,この開閉所から出るところにぶら下がってる機械は何なのだろう。

さて,このカーブで左を向くと
只見幹線1号鉄塔(おそらく)どうやらこれが,只見幹線1号鉄塔。奥の山の上に立つ,2号鉄塔につながる。私はここまでしか(度胸がなくて)近づけなかったのだが,いろいろな人が撮っている只見幹線1号鉄塔の写真を解析すると,開閉所の柵を背にしたようなアングルから撮っているようにしか思えないものがある。立入禁止の箇所に入っているのだろうか。

給油

いずれにしても,とりあえずは満足した。再び只見駅方面に向かい,ガソリンスタンドで給油。自販機でお茶を購入しようと店内に入ると石油ストーブが炊かれていたのに驚いた。「今日はちょっと冷えるんで」と店員。関東平野だと5月下旬にあり得ないので,ここはやはり東北地方なのだなあと実感。そう言えば,風邪をひかぬためにずっと,フリースを着ていたが暑いとは感じなかった。

そんなところで,帰路についた。

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