れんとさんの,民度に関するエントリを拝読し,私の,仕事をしている上で感じたことを書きたくなった。
私の仕事の中に“受付”がある。その中で感じていること。
列に並ばず,私が他のお客さんとやり取りしている時に脇から割り込んで来て,イラッとすることがある。これが意外と高齢者に多い。仕事上の理由から年齢が分かるのだが,大体70歳以上だ。補足すると,戦争を経験したというより,終戦直後以降に生まれた方のような気がする。
戦時中は,よく知らないが,修身とか憲兵とかで厳しくて,ビシっと教育されているようなイメージがある。戦後だって似たようなものだろう。40歳代の私でさえ,教師には殴られたりして育ったのだから,終戦直後の教育だって相当厳しかったと想像する。
反面,例えば食糧難とかあって,列を作って並んでいる場合じゃない,というのもあったのだろうか。
以上,70歳以上の方に関して書いたが,あくまでも“意外”と感じているのであって,この年代の方々全体の民度が低いとは決して思っていない。列を無視して割り込むことについてはこの年代の方が多い印象だ。そして,とても丁寧な話し方をする素敵な方もいっぱいいる。
では他のことに関してはどうか。
私が他にイラッとするのは,受付に来て“何も言わない”人だ。まず,挨拶も返さない。レジ会計をするときも,紙幣をトレイに置く。何も言わない。で,年齢を見ると比較的若い世代(ゆとり?)が多い。
明らかに社会人なのに,普段どうやって仕事しているのか不思議なくらいだ。
最後のケースは,喋りはするが横柄。これは,比較的若い世代に若干多いかな,という程度だが。部活とかでの上下関係で鍛えられることがなくなったのだろうか。教師が子供を殴ることもなくなったし。勿論これに関しては他の世代の方にもいるのだけど。
で,これに関しても補足しておくと,若い人のごく一部だけというだけだ。列に並ばないのは高齢者が殆どで,態度が悪いのは比較的若い世代に多い。そして繰り返しになるが,それらをするのは全体ではなくごく一部分だけである。
以上は私見であって,じゃあそれ以外の世代(例えば私のような40歳代)は問題がないかといえばそんなことはない。ただ,上述してきたような特徴が浮かばないだけなので,思い出したらまた書こうと思う。